Interview|のえる。

作品愛溢れるコスプレイヤー「のえる。」さんを大特集!コスらぼっ!史上、特大ボリュームでお届けします♪

twitter - @Noendoo5

※ユーリ!!! on ICE ユーリ・プリセツキー

    Q1:コスプレをしようと思ったきっかけは?

    中学生の時にクラスの友人とジャンプフェスタに行ったのがきっかけでした。 その際に文化祭のノリに近い形で「コスプレをしよう!」と決め、実行したのが始まりです。 初めてコスプレをした作品は「テニスの王子様」に出てくる越前リョーマ君でした。

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    Q2:ウィッグはどこのメーカーさんをよく利用しますか?

    よく利用をするのは「スワローテイル」さんです。 実店舗に足を運び、ウィッグの写真写り・色の差などを確認し、キャラクターに近いものを探します。カラーバリエーションが豊富なところも気に入っている理由の一つです。

    また、通販では「アイアイ」さんをよく利用します。 ウィッグの絡みが少ないので、ロングストレートのキャラクターをコスプレする際に、よく利用をしています。ロングウィッグ特有の絡みに悩んでいるコスプレイヤーさんに、ぜひおすすめしたいです!

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    Q3:カラコンはどこのメーカーさんをよく利用しますか?

    「ティアモ」さん、「クオリテ」さんです。最近はドラッグストアのカラコンが豊富なため、実際の発色を見てから購入することが多いです。

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    Q4:(小道具)制作やウィッグセットのコツはありますか?

    ウィッグカットの際に美容師さんが使うヘッドマネキンを愛用しています。 特にオススメのサイズは「メンズヘッド」です。 一般的な顔の大きさと同じなので、ウィッグをかぶった時のギャップがないのが特徴です。 ウィッグを一回もかぶらず、マネキンのみでセットすることもあります。

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    Q5:のえる。さんのおすすめ美容法は?

    気をつけていることになりますが、「楽しいことを毎日考えて、笑うこと」が昔から大事だと思っています!

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    Q6:のえる。さんおすすめのコスプレ関係の商品はありますか?

    100円ショップのラメが入っていないシャドウをよく使用します。ラメが入っていないので男装向きなのと、バリエーションが豊富で安価なので、惜しみなく使えるのが便利です。

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    Q7:ここは譲れない!というコスプレのこだわりポイントは?

    「表情豊かに」自分が表情のある写真を見るのが大好きなので、意識をしていることです。 映像のような写真、漫画のコマみたいに並べた時にワンシーンを再現できるような写真が特に大好きです!

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    Q8:一番思い入れがあるコスプレは?

    私は「スタジオ・ジブリ」作品が大好きです。物心がつく頃から、家族の影響でジブリに触れる機会が多く、今でも映画が公開されれば、初日に足を運んで見に行っています。その大好きを表現するため、6年の歳月をかけて作成をした「ジブリ写真集」が1番印象に残っています。

    ・風の谷のナウシカ
    ・天空の城ラピュタ
    ・となりのトトロ
    ・魔女の宅急便
    ・紅の豚
    ・耳をすませば
    ・もののけ姫
    ・千と千尋の神隠し
    ・ハウルの動く城
    ・崖の上のポニョ
    ・借りぐらしのアリエッティ
    ・風立ちぬ
    ・思い出のマーニー
    ・かぐや姫の物語

    以上14作品のコスプレをしました。

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    なぜジブリの作品をここまで撮影したのかというと、理由があります。

    ある時、ふと"コスプレをいつまでするのだろう?"と考えました。「今、何を作品として残したいのか?」と疑問がよぎり、「私は、ジブリがしたい」という答えにすぐに至りました。その瞬間から「今しかできない撮影をしたい」この思いが写真集を作った原動力だったと思います。

    年に1回だったジブリ作品のコスプレを、その日から増やしすぐに行動に移りました。

    写真集で、1番最初に撮影したのが「借りぐらしのアリエッティ」です。「あなたと日々 過ごしたい この想いを胸に 新しい世界で 私らしく 生きる」この歌詞が深く印象に残っている作品です。

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    また、「となりのトトロ」の撮影は友人のお子さん(リアル4才)にメイちゃんのコスプレをしてもらい、一緒に撮影を楽しみました。

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    ロケーションで印象に残っているのは「耳をすませば」での撮影です。舞台に登場した坂、そこから見下ろした街並みの景色が、アニメそのもので、想像以上の撮影ができて感動しました。ジブリで一番好きな作品をこのような形で残せて大変嬉しかったです。

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    撮影の際は衣装を手作りし、小道具も制作をしています。ジブリの小道具は印象に残るものが多く、千と千尋に登場する「メッセージカード」「海原鉄道の切符」、ハウルの動く城に登場する「赤い紙」、魔女の宅急便に登場する「招待状」など撮影のたびに制作をしてきました。
    招待状のリボンは、しっかりと同じ結び方にしています。実は造形は苦手ですが、工作は得意です(笑)細かい作業や絵を描くことが好きなのと、毎回撮影のために作った小道具を、物撮りするのが楽しみだったりします。

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    ※一部のえる。さん提供写真

    最後に、この写真集は、沢山のお友達のレイヤーさん・カメラマンさんが関わって下さったからこそ、出来上がった作品です。感謝をしてもしきれません。

    Q9:最近熱いキャラクターやアニメは?

    もちろん「ユーリ!!! on ICE」です!1話からがっつりと心を掴まれました。 美しい音楽、アニメーション、伏線回収が本当にすごいです!作り手の熱意を感じます。 10話のバンケット回ではさらに熱が高まり、その日のうちにコスプレ衣装を揃えて撮影をしてきたことも…(笑)

    押しのキャラクターは「ユーリ・プリセツキー」…と思われがちですが、実は「勝生勇利」の大ファンなのです。 もはや恋心といっても過言ではありませんが、彼をファンとして応援したいキャラクターの1人です。

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    Q10:お気に入りのロケーションは?(イベントやスタジオ)

    ユーリ!!! on ICEの撮影で「CURAS(クラス)川崎」さんへ足を運ぶ回数が増えました。光周りがきれいな白いスペースが魅力です。

    また、スタジオ外ですとロケーションを求めて、屋外へロケに出かけることが多いです。

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    Q11:これから気になるスタジオやイベントは?

    静岡にある「ノンアート・フォトスタジオ」さんが気になっています。沢山の撮影ブースがあるので、創作の撮影などしつつ、見学に行ってみたいなと思っています。

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    Q12:コスプレの面白エピソードなどはありますか?

    もののけ姫の撮影の際に、ロケーションを求めて山奥へ足を運んだのですが、撮影後にふと衣装を見ると、ヒルが沢山くっついていたことが…今でもトラウマです…(笑)

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    ※一部のえる。さん提供写真

    Q13:のえる。さんの普段(素顔)はどんな感じですか?

    お仕事大好き人間です!(笑)スタッフ同士の仲が良く、趣味も似ている方も多いので職場にいることが楽しいです。共通点としてみんな「ジブリ」が好きなので、仕事中にふと劇中のセリフなどを会話に混ぜてきたりして、盛り上がることも多くあります(笑)

    他には「ドラマ」を見るのが大好きです。仕事後にご飯を食べながら、ゆっくりとする時間に癒されます。

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    Q14:のえる。さんにとってコスプレとは!?

    "大好きな気持ちをカタチにできる"お友達のコスプレイヤーさん、カメラマンさんとの楽しい思い出が作れる素敵な趣味だと思っています。コスプレをしているからこそ、四季をより身近に感じ、作品を通して新しい出会いがありました。

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    Q15:今後の活動を教えてください!

    "好き"を大事に、好きな作品の撮影を今後もやっていきたいと思っております。ユーリ!!! on ICEのリアルタイムで追っていくような撮影や、懐かしい作品もチャレンジしていきたいです。

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    ※一部のえる。さん提供写真

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    インタビューバックナンバー

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afterword|取材後記

コスらぼ研究員Yの取材後記

    コス研インタビューを終えて

    以上、のえる。さんのインタビュー内容をお届けしました。取材にあたり、のえる。さん、CURAS川崎様、ご協力ありがとうございました。6弾のインタビューとしてご紹介しました「のえる。」さんは、作品への愛が溢れ、笑顔が印象的な表情豊かなコスプレイヤーさんでした。研究員も撮影しながら終始ほっこり。

    実はコスらぼ研究員・Yも「ジブリ好き」なことにより、取材中のジブリトークが止まりませんでした(笑)ただし、のえる。さんのジブリ好きは、単なる好きとは桁が違います。セリフ1つ1つに詳しく、もはやプロの域に達していると思います。凄いです。凄いです。(大事なことなので2度言いました)

    また「コスらぼっ!in新横浜スケートセンター」イベントにも足を運んでくださったとの事で、大変うれしい限りです!ぜひまた遊びに来てください♪

    今回の内容も、皆様のコスプレ活動にお役に立てれば幸いです!

    P.S.元ジブリスタッフが作る最新作「メアリと魔女の花は」7月公開ですよ!必見ですよ!(宣伝)

studio|撮影スタジオ紹介

コスらぼ研究員Yの取材後記

    CURAS川崎

    今回撮影でお借りしたのは「CURAS(クラス)川崎」さん。

    天井から自然光が入る「白階段」が美しく、立体的なつくりから、あわせの撮影にもぴったり。

    他にも「廃墟」「カウンターバー」「ステージ」「ラグジュアリーラウンジ」「水撮影エリア」など、コスプレイヤーさんの"表現したい"を叶える空間が広がっています。また、豊富な小道具類も魅力的!

    机・椅子・クッション・マイクスタンド…など、コスプレ撮影に欠かせないグッズが数多く揃っています。背景パネルでの撮影もオススメ!

    ラ チッタデッラ(商業施設)内での屋外撮影も一部可能であり、屋上・買い物風景も撮影することが出来ます。屋外撮影は、日によって撮影可能場所が変わるそうなので、詳しくはスタッフさんにご確認くださいね。

    コスプレイヤーのニーズにとことん応えた「CURAS(クラス)川崎」へ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

    【CURAS川崎】
    ホームページ:
    http://hacostadium.com/curas/
    住所:
    神奈川県川崎市川崎区小川町4-1 ラ チッタデッラ内マッジョーレ B1F
    TEL:
    044-276-8910
    営業時間:
    10:00-20:30
    平日料金:
    1dayチケット(10:00~20:30) 3,300円
    ファストチケット(10:00~16:00) 2,300円
    レイトチケット(14:30~20:30) 2,300円
    休日料金:
    1dayチケット(10:00~20:30) 4,300円
    ファストチケット(10:00~16:00) 3,300円
    レイトチケット(14:30~20:30) 3,300円

    水撮影スペース(1組・1時間制)1,000円※当日予約のみ